★はじめに

取り付け方次第で『埋まり』『引っ掛かり』『無反応』が起こるので、[ボタンの清掃]以上に重要な部分となります。
★ボタンの取り付け

★ストッパーをペンチで締め直す
ストッパーは1度使用すると、間隔が開いてしまうので、ペンチでストッパーの直径を1mm程度狭めるように締め直します。
注意:ストッパーが歪まないように、必ずネジを差し込んだ状態で締め直してください。
★ボタンの取り付け
ボタンをコンパネに設置し、ワッシャーとナットをきつく締め取り付けます。
★ストッパー・ホルダー・マイクロの組み立て
ホルダーにマイクロと(ネジを緩めた状態、もしくはネジを外した状態の) ストッパーを付けます。
★ストッパー・ホルダー・マイクロの取り付け
ボディの底面に、ストッパーとホルダーが密着するように指で押さえながら、ストッパーのネジを締めて取り付けます。ネジを締める前に、ストッパーを水平方向に30度程度回転させると、より強固にホルダーが固定できます。
注意:ネジを締める際に、ストッパーがずれてしまうことがあるので、ストッパーとホルダーがずれないように指で強く抑えながらネジを締めましょう。
★取り付けの確認
取り付けた際に、プランジャーの爪とマイクロのスイッチ部分が密着〜0.5mmの距離になっているのが理想となります。プランジャーの爪とマイクロのスイッチ部分が離れすぎていると、『無反応』が起こりやすくなるので改善する必要があります。

★プランジャーの爪とマイクロのスイッチ部分を密着させる
ホルダーとストッパーをボディに密着させても爪とスイッチ部分が密着しない場合は、ストッパーのネジを締める際にマイクロのスイッチ部分を押し上げるようにストッパーを垂直方向に傾けて取り付けます。
注意:ストッパーを傾けすぎるとホルダーとプランジャーが接触して『埋まり』『引っ掛かり』が起こります。
★最終確認
ホルダーを指で摘んでぐらつきがある場合は『無反応』『二重反応』が起こりやすくなります。ストッパーの締めが弱いのが原因となっているので、もう1度ストッパーをペンチで締め直す必要があります。

★最後に

ボタンの取り付けは、慣れていないと非常に時間がかかります。 慣れるまでは1つのボタンに20〜30分かかることもありますが、慣れてくれば2分以内で取り付けることも可能です。 コツを掴む為に、回数をこなすことが重要となります。
inserted by FC2 system